2019年3月に厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」の報告書がまとめられ、4月からは、全産業で働き方改革が進められている。
病院でも医療従事者の勤務環境の改善に向け、マネジメント改革やタスク・シフトが求められているが、どのような対応が必要なのか、中央社会保険医療協議会の委員を務める猪口雄二氏(全日本病院協会会長)に聞いた。【大戸豊】
■「何でもストラクチャーで縛れるほど、人は余っていない」
猪口氏は、今後若年層が減っていき、高齢者を中心に患者が増える中、マネジメントの在り方や働き方を変えていく必要があると言う。
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