厚生労働省・健康局は2020年度予算の概算要求で、前年度の当初予算額よりも72億円(1.9%)増の3,897億円を求めた。このうち、がん対策に30億円増の400億円を計上し、医療体制の充実やがんの予防などを推進する。【松村秀士】
健康局の概算要求額のうち、各対策で前年度からの伸び率が最も大きいのが、「がん対策」(8.1%増)。このうち、医療体制の充実に210億円を計上し、がんゲノム医療の情報を集約・管理して利活用の推進を図る「がんゲノム情報管理センター」(C-CAT)や、がんゲノム医療中核拠点病院などの機能を強化する。がんに関する在宅医療に従事する医療者を対象にした研修事業も進める。
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