利用者負担分を除いた2017年度の介護給付費は、前年度よりも約2,154億円多い約9兆4,443億円に達したことが厚生労働省の「介護保険事業状況報告(年報)」で分かった。利用者負担を合わせると、2000年の制度創設以降初めて10兆円を超えた。要介護・要支援認定を受けた人は約641万人(18年3月末時点)で前年度から9万人ほど増えたが、サービス受給者数(1カ月平均)は約553万人で初めて減少した。【吉木ちひろ】
要介護・要支援認定を受けた人の内訳は、要支援1・2がそれぞれ約88万人、要介護1が約129万人、同2が約112万人、同3が約85万人、同4が約79万人、同5が約60万人となっている=グラフ=。
認定者数が増加している一方、
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