【株式会社メディチュア 代表取締役 渡辺優】
■地域によっては半数以上の病院が地域包括ケア病床を持つ状況に
直近の地方厚生局への届出状況によると、地域包括ケア病床を持つ病院が3割を超えている=グラフ1=。一般病床のない病院で地域包括ケア病床を持っている病院はわずかだが、一般病床のある病院では4割弱に達している。
グラフ1 地域包括ケア病床を持っている病院割合(精神病床のみの病院は含まない)
各地方厚生局 施設基準の届出受理状況(2018年10月1日現在)の公表資料を基に作成
一般病床のある病院を対象に、地域包括ケア病床を持っている病院の割合について、精神病床も含めた病院の総病床数ごとで見ると、100-300床台ではおおよそ半数の病院が地域包括ケア病床を持っている。500床以上の病院でも1割以上になる=グラフ2=。
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