中央社会保険医療協議会(中医協)が17日に開いた総会では、療養病棟がテーマとなった。データ提出について、慢性期の項目を追加し、療養病棟入院基本料の要件とすることが提案された。委員は総論で賛成だったが、診療側は「まずは200床以上からのスタート」を挙げた一方で、支払側からは、療養病床全体の7割を占める200床未満の病院からもデータの提出を求める声が出た。【大戸豊】
療養病棟では、200床未満の病院の約24%、200床以上の病院の約40%がデータを既に提出しており、データ提出加算を届け出る病床は療養病床全体の約4分の1を占めている。
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