中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」が6日に開いた会合で厚生労働省は、リハビリテーションを小まめに提供する療養病棟を評価する方向性を示した。分科会が昨年度に行った療養病棟の実態調査の結果を同省が分析し、一週間当たりのリハの提供回数が多いと在宅復帰率が高い傾向があるとみたためだが、委員の賛否は分かれた。【佐藤貴彦】
調査では、療養病棟の入院患者に個別リハを提供する頻度や単位数を、病棟の看護師長らに聞いた。集まった患者約5000人分の回答から、リハを提供していない分を除いて、病棟ごとの状況を厚労省が分析した。
(残り1395字 / 全1659字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】