中央社会保険医療協議会のDPC評価分科会は19日、機能評価係数IIの保険診療係数の抜本的な見直しに向けた議論を始めた。厚生労働省側は、保険診療係数の評価指標のうち、指導医療官の派遣や精神病床の設置など、I群とII群の病院の体制を評価する項目の見直しを検討することを提案。委員からは賛同する声が多く上がった。【敦賀陽平】
保険診療係数は「データ提出係数」が前身で、2014年度の診療報酬改定で改称された。DPCデータの提出や活用などの体制整備を進め、医療全体の標準化などへの貢献度を評価することが当初の目的だった。
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