来年春の診療報酬改定に向け、101学会でつくる「外科系学会社会保険委員会連合」(外保連)はこのほど、東京都内で記者懇談会を開き、各学会の要望内容の骨子を明らかにした。この中で日本内視鏡外科学会は、開腹手術へ移行したり、術後に排尿障害を起こしたりする割合が腹腔鏡手術よりも低いことなどから、内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」を使用した直腸がん手術を、新たに保険収載するよう求めた。【敦賀陽平】
ダビンチを使用した手術をめぐっては、2012年度の改定で前立腺がんに初めて医療保険が適用され、16年度の改定で腎臓がんに対象が広がった経緯がある。
(残り869字 / 全1137字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】