来年度の予算編成に向け、政府は2日に経済財政諮問会議(議長=安倍晋三首相)を開き、「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太方針2017)の素案を示した。社会保障関連では、地域医療構想の実現に向け、個別の病院名や転換する病床数などを盛り込んだ具体的な対応方針の速やかな策定を促す。国が地域医療構想調整会議に対して、病床の役割分担を進めるためのデータを提供し、「2年間程度で集中的な検討を促進する」ことが明記された。【敦賀陽平】
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