日本病院会(日病)は24日に定例記者会見を開き、医療機器や医療情報システムの保守管理費用に関する初の実態調査の結果を公表した。病院の回答を基に、日病が全国の病院の年間費用を推計したところ、最高値は総額2兆5969億円、最低値は総額1兆8000億円だった。調査を担当した安藤文英常任理事は、「最高値と最低値の間に真の値があると思っている」との見方を示した。【敦賀陽平】
調査は昨年11-12月、日病の会員2435病院を対象に実施し、病床規模や病院の機能、開設者などの幾つかの視点から、年間の費用を推計した。有効回答数は408病院。開設者別では「公的医療機関」が全体の半数超を占め、病床規模別では「500床以上」が26.2%で最も多く、次いで「100-199床」(21.1%)、「300-399床」(15.9%)などと続いた。 (残り526字 / 全886字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】