行政
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C項目の分析、看保連との連携に前向き
2016年07月13日 15:00
外科系学会社会保険委員会連合(外保連)の岩中督会長は12日の記者会見で、4月の診療報酬改定で新設された一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)の「C項目」について、2018年度に予...
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データに基づく病院経営判断の重要性
2016年07月06日 05:00
【株式会社メディチュア代表取締役 渡辺優】 ■日本全体で人口減少局面に突入 先日公表された2015年の国勢調査の抽出速報集計結果によると、大正9年(1920年)の調査開始以来、初めて日本の人口が減少した...
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定額負担、特定機能病院の実態を独自調査
2016年07月05日 22:00
医療機関同士の機能分担を進めるため、厚生労働省は今年4月に省令などを改正し、紹介状を持たずに受診した外来患者から大病院が一定額以上の特別料金を義務的に徴収するといったルールを設けた。CBnewsの調査...
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多床室で無菌治療、看護必要度の評価対象に
2016年07月01日 22:00
厚労省は6月30日、2016年度診療報酬改定に関する疑義解釈(その5)を公表した。一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)のA項目に新設された「無菌治療室での治療」について、多床室で実施し...
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療養病床新類型、負担できる現実的な検討を
2016年06月30日 22:00
厚生労働省医政局の神田裕二局長は30日、東京都内で講演し、来年度末に設置期限を迎える介護療養型医療施設などの転換先となる新たなサービス類型について、利用していた患者らが費用を負担できる現実的な選択...
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病院の診療所化より、地域でネットワークを
2016年06月30日 21:00
総務省は30日、第3回「公営企業の経営のあり方に関する研究会」(座長=鈴木豊・青山学院大名誉教授)を開催し、この中で公立病院事業の論点や課題が示された。「へき地にある病院の診療所化を進めては」とい...
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報酬改定、学会が協力すれば強い説得力持つ
2016年06月29日 14:00
100以上の内科系学会で構成する「内科系学会社会保険連合」(内保連)の工藤翔二代表(結核予防会理事長)は28日の例会で、2016年度診療報酬改定の結果を報告した。工藤代表は、内保連が学会の協力を受けて取...
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薬局は物販以外に何ができるか考えて
2016年06月28日 15:00
26日に東京都内で開催されたスマートヘルスケア協会のシンポジウムでは、厚生労働省医薬・生活衛生局総務課の紀平哲也・医薬情報室長が、薬局と薬剤師の将来像をテーマに講演した。紀平室長は個人的な見解とし...
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医療と介護のデータを連結した分析も推進へ
2016年06月27日 05:00
今回は、政府の経済・財政一体改革推進委員会の下部組織「社会保障ワーキング・グループ」が示した中間とりまとめから、具体的な「見える化」のテーマと今後の取り組みを見てみる。【大戸豊】
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地域差分析などで、まずは問題の発見を
2016年06月24日 05:00
社会保障分野における「見える化」と進捗管理が、政府の委員会を中心に進められている。厚生労働省の施策にも反映されつつあるが、データを通じた可視化や目標設定が今後どのような影響を及ぼす可能性があるの...
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兵庫県加古川市の新市民病院、DPC対象に
2016年06月23日 12:00
厚生労働省は22日、7月に開院する「加古川中央市民病院」(兵庫県加古川市、600床)をDPC対象病院として認めることを、中央社会保険医療協議会(中医協)の総会に報告した。同病院は地方独立行政法人が運営す...
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【中医協】慢性期の入院医療調査2回実施も
2016年06月22日 18:00
中央社会保険医療協議会(中医協、会長=田辺国昭・東大大学院教授)は22日の総会で、次期診療報酬改定に向けた入院医療やDPC制度に関する各分科会での検討の方向性をそれぞれ了承した。このうち入院医療をめ...
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後発品係数が低いほど重症度係数が高い矛盾
2016年06月22日 05:00
【株式会社MMオフィス代表取締役 工藤高、株式会社メディチュア代表取締役 渡辺優】 ■お知らせ 本連載は2013年4月14日から始まり、今回で82回目となるが、MMオフィス工藤とメディチュア渡辺氏との共著で...
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効率性係数と救急医療係数向上のための検証
2016年06月21日 22:00
【医療法人社団浅ノ川金沢脳神経外科病院 事務部経営企画課課長 川腰晃弘】 前回は、重症度係数とカバー率係数が中小病院に与える影響について検証し、どちらも中小病院にとって、厳しい内容であることを示...
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入院分科会調査、看護必要度で2回実施へ
2016年06月17日 21:00
厚生労働省は17日、診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(分科会長=武藤正樹・国際医療福祉大大学院教授)の会合で、次の診療報酬改定に向けて行う医療現場の実態調査の項目などを提案し...
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総合加算1、報酬インパクト故の問題も
2016年06月17日 15:00
2014年度の診療報酬改定で新設された「総合入院体制加算(総合加算)1」。その施設基準のハードルは高いが、年間で億単位の増収につながることから、算定したいと考える医療機関は多い。しかし、診療報酬のイ...
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次期医療計画で2.5次医療圏の検討必要
2016年06月15日 21:00
厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院大教授)は15日に会合を開き、2018年度からの次期医療計画での二次医療圏の設定方法のあり方などを議論した。この中で厚労省は、都...
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夜間看護体制の評価に見る急性期病院の行方
2016年06月15日 00:00
【岡山大大学院保健学研究科教授 齋藤信也】 看護師の夜勤は、病院というシステムと切っても切れない関係にある。入院患者の病態に昼夜の区別がないことを考えれば、夜間看護体制は病院医療の質の根幹を...
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A項目の創傷処置、医師の処置も評価対象に
2016年06月14日 22:00
厚生労働省は14日、一般病棟とハイケアユニット用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)のA項目の「創傷処置」に関して、医師自らが行った処置についても、看護必要度の評価対象に加える方針を示した...
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退院支援加算の専従者、非常勤はNG
2016年06月14日 21:00
厚労省は14日、2016年度診療報酬改定に関する疑義解釈(その4)を公表した。新設した「退院支援加算1」などの施設基準で配置を求めている専従者について、非常勤職員は「不可」だと明示した。【佐藤貴彦】