【医療法人拓海会理事長 藤田拓司】
「地域包括ケアシステムは日本になじむか?」と問われれば、私の答えは「なじまない」である。もう少し言葉を補えば、「仕組みを作るのには時間がかかり、そのシステムが地域になじむには、時間が足りない」であろう。
本稿では、他の医療・介護・福祉などの各事業所と連携を取りながら、実際に診療にあたっている医師の視点で、当院のある大阪府豊能二次医療圏をモデルに、地域包括ケアシステムについて考えたい。
次回配信は12月19日5:00を予定しています
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