【医療法人社団操仁会岡山第一病院 事務部医事課係長 虫明昌一
医療法人社団藤田病院 医療ソーシャルワーカー 高橋和志】
病院では、医療ソーシャルワーカー(MSW)は地域連携室に、診療情報管理士(HIM)は診療情報管理室に所属しているのが一般的です。そして、それぞれの持っている患者データはそれぞれの部署で管理されています。
こうした考えから、私たちは2015年12月、両者の連携の現状や課題を探る調査を実施しました。調査はアンケート形式で、瀬戸内地域を中心とした病院職員による勉強会の参加者を対象に行いました。調査対象49施設70人のうち、47人から回答がありました(有効回答率67%)。
回答者の属性は次の通りです。
【性別】男性55%、女性45%
【年齢】20代23%、30代45%、40代28%、50代4%
【病床規模】99床以下6%、100-199床30%、200-499床38%、500床以上26%
【従事する業務】
診療情報管理業務43%、地域連携業務23%、両業務の兼任4%、その他30%
【勤務年数】
4年未満21%、5~9年28%、10~14年23%、15~19年4%、20~24年13%、25~29年9%、30年以上2%
次回配信は8月23日5:00を予定しています
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