大学病院で地域包括ケア病棟を新設する動きが相次いでいる。CBnewsの調べでは、1日現在、地域包括ケア病棟(病室)の届け出を行っている大学病院は全国で9施設に上り、このうち2施設は、診療報酬の改定が行われた4月以降に新たに届け出ていた。国が7対1病棟の施設基準を厳格化する中、急性期病院の“象徴”とも言える大学病院でも、機能分化が進んでいる現状が浮き彫りとなった。【敦賀陽平】
一方、国は14年度の診療報酬改定以降、看護師の配置が手厚い「7対1病棟」のベッド数の削減の動きを強めているため、一部の7対1病棟を地域包括ケア病棟に転換する病院も増え、現在、地域包括ケア病棟(病室)を持つ病院の数は全国で約1500施設に上る。
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