診療報酬の審査のあり方をゼロベースで見直すべきとの提言を政府の規制改革会議から受け、厚生労働省の有識者検討会が、年内の取りまとめを目指して急ピッチで議論を進めている。検討課題の目玉は診療報酬明細書(レセプト)の電子化に合わせた審査体制の効率化だが、審査支払機関に医療の質を評価する役割を担わせて、患者側の選択を支援するといった方向性も示されている。【佐藤貴彦】
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