回復期リハビリテーション病棟協会は20日、東京都内で2016年度診療報酬改定の説明会を開催した。厚生労働省保険局医療課の井口豪課長補佐が登壇し、「回復期リハビリテーション病棟入院料」を届け出る病院で4月以降、同病棟の入棟時に患者のFIM得点を必ず評価するよう呼び掛けた。【佐藤貴彦】
具体的には、前月までの6カ月間の実績を基に、回復期リハビリ病棟から退棟した患者数と、一日当たりのリハビリ提供単位数、実績指数(患者のFIM運動項目の得点の改善幅を入院日数で調整したもの)を3カ月ごとに病院が報告し、その結果が2回連続で基準を下回ると、一日6単位を超える疾患別リハビリ料が入院料に包括される。
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