経腸栄養用製品は現在、「医薬品」と「食品」のどちらを選択するかは、医療現場に委ねられているが、厚労省によると、入院時の保険給付額は、一般的に食品の方が高い傾向にあるという。食品として使用する場合、算定要件を満たせば、「特別食加算」も上乗せされる =表、クリックで拡大= 。
「医薬品」の場合、同省が2年ごとに薬価調査を実施し、公定価格と実際の販売価格の差額を把握した上で、公定価格が見直されるが、「食品」では、医療機関の仕入れ価格を調べる仕組みがないのが現状だ。
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