【小張メディカルグループ企画室室長兼小張総合病院企画課課長 寺内好文】
社会保障審議会や中医協などについての報道を見ても、16年度診療報酬改定はマイナス改定が避けられないといった論調です。今年度の介護報酬改定でも、“聖域なきマイナス改定”を進めたい国の姿勢は明らかでした。大幅なマイナス改定を念頭に置きつつ、準備する必要があります。
さらに、国が過去最大の下げ幅「マイナス3.16%」に極めて近い数字を出す可能性もあります=表=。しかし、恐れているだけでは立ち向かえません。情報への感度を高めながら、必ず乗り切れると信じて改定に挑む覚悟が必要だと思います。
表 これまでの診療報酬改定率
次回配信は12月10日5:00を予定しています
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