在宅患者のかかりつけ医としての機能を担っているものの、在宅療養支援診療所(在支診)の届け出ができない診療所の6割近くが、24時間往診できる体制の確保が難しいと考えていることが、中央社会保険医療協議会(中医協)の専門部会の調査で分かった。この結果を受けて中医協の委員からは、在支診の施設基準から往診体制の確保を外すよう求める声が上がっており、2016年度診療報酬改定に向けた論点の一つとなりそうだ。【佐藤貴彦】
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