中央社会保険医療協議会(中医協)は21日に総会を開き、2016年度診療報酬改定に向けた個別事項の議論を開始した。がん対策について厚生労働省が、「がん性疼痛緩和指導管理料」を算定する場合、緩和ケア研修を修了した医師に限るよう要件を厳格化することを提案したところ、異論は出なかった。ただ、研修を受ける環境が整っていない地域の医師に配慮すべきとの意見があったため、経過措置を設ける方向となった。【君塚靖】
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