【千葉大学医学部附属病院 病院長企画室長・病院長補佐・特任教授 井上貴裕】
1.地域医療構想策定ガイドラインとⅡ群で求められている診療密度の違い
ガイドラインでは、高度急性期を「急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、診療密度が特に高い医療を提供する機能」と定義している。また、高度急性期と急性期の違いは“診療密度”の差であり、出来高換算点数で3000点が分岐点となる。つまり、医療資源投入量の多寡が問われている。
次回配信は5月11日5:00を予定しています
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