【医療法人藤仁会法人本部 本部長 小関律雄】
地域包括ケアシステムの構築を進める“路線”の一つである外来にも2014年度診療報酬改定では大きな変化があった。診療所の「地域包括診療加算」と診療所と許可病床数200床未満の病院の「地域包括診療料」である。
2014年度の改定は非常にハードルが多く、そして高く、また、あらゆる方向に向いている。しかし、地方の医療機関には、そのフィールドに立つことさえできない条件が突き付けられた。それは行政を含む地域全体の問題でもある。そして良い点数を取ることができたとしても、いずれ「はしご外し」があることも忘れてはならないだろう。
次回配信は3月26日5:00を予定しています
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