【メディカル・データ・ビジョン株式会社オペレーション部マネージャー 平井真司】
多摩北部医療センターでは経営改善を進め、2010年度から13年度の3年間で運営補助金を8億円削減できた。2回目は薬剤科と医事課の組織横断的な取り組みを紹介したい。
同院の薬剤科は厚生労働省のモデル事業(チーム医療普及推進事業)での活動実績もある。チームを率いるのが科長の廣井順子氏だ。
薬剤科と医事課は3年ほど前から連携をスタートし、後発医薬品係数の獲得、薬剤管理指導・特定薬剤治療管理の向上など、多くのプロジェクトを進めてきた。薬剤科は「他部署とお互いの専門性を生かす」ことを、医事課は「精度の高いデータをつくり、見やすい形で提供する」ことを大切にしているという。今回は代表例として後発医薬品係数と薬剤管理指導に焦点を当てる。
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