【株式会社船井総合研究所 経営コンサルタント 萩原光朗】
在宅医療にもかかわりのある介護報酬ですが、現在2015年度の介護報酬改定に向けた議論が社会保障審議会の介護給付費分科会などで行われています。訪問看護ステーションに関する議論を一部取り上げると、以下の3点が論点に挙がっています。
・病院・診療所からの訪問看護の報酬算定の見直しについて
・訪問看護ステーションにおけるリハビリテーションの見直しについて
いずれも、プラス評価に見直しをする方向で検討されています。介護報酬改定の一部ではありますが、在宅医療にかかわる部分(主に重度者への対応等)が手厚く評価される傾向にあることが改めて分かります。
前回の記事でも、在宅業務を薬局主導型で取り入れている薬局が成功していることをお伝えしました。今回は、これからの調剤薬局が在宅業務を通じて目指すべき方向性について見ていきます。
次回配信は12月5日5:00を予定しています
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