【メディカル・データ・ビジョン株式会社オペレーション部マネージャー 平井真司】
多摩北部医療センター(東京都東村山市)は1986年(昭和61年)に都立の東京都多摩老人医療センターとして開設された。2005年4月には東京都保健医療公社に運営が移管され、さらに小児科診療を開設するかたちで再スタートを切った。翌06年には地域医療支援病院に認定され、北多摩北部地域(清瀬市、東久留米市、東村山市、小平市、西東京市)の医療を支えている。現在は、救急医療、小児医療、がん医療を柱とし、病児・病後児保育にも乗り出している。
当連載では、弊社の経営分析システムユーザであり、さまざまな困難を乗り越えながら、組織横断的に改善を進めている多摩北部医療センターの取り組みについてご紹介したい。取材にあたっては、医事課の岸本哲平氏を中心にさまざまな方にご協力いただいている。この場を借りて感謝を申し上げたい。1回目は同院の概要と近年の改善の取り組みについて触れたい。
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