【高崎市医師会看護専門学校 副校長 酒巻哲夫】
シリーズでは、第1回に「看護診断必須化の傾向」と題し、電子カルテ導入とともに看護診断を行うとする回答が増え、これを必須とする病院・施設が多くなる傾向を明らかにした。第2回は「看護の日々記録と作成頻度・時間を考える」と題し、SOAP様式のみならず、フォーカス・チャート様式も電子カルテ導入により普及しつつあることや、2、3時間に及ぶ看護記録作成は、電子カルテのみを利用している場合には、起こりにくいことを明らかにした。
最終回は、看護記録の質に焦点を当てるほか、アンケートに記載されたフリーコメントから、看護師の記録についての考えや悩みをひもとく。
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