もう数年もしたら、「介護食品」に代わる新たな言葉が生まれるかもしれない。例えば、かつて使われていた用語に「認知症」や「看護師」という言葉が取って代わったように-。農林水産省は、あまり明確ではなかった介護食品の“範囲”などを示した「『新しい介護食品』の考え方」を発表した。「考え方」では、介護食品を栄養状態が良くない人や食べるための機能に問題がある人に向けた食品と提示。介護食品という名前についても、利用者側の視点に立ち、親しみやすく、定着しやすい名称にすべきという提言がなされている。【ただ正芳】
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