【株式会社NSコンサルタンツ代表取締役 仁科利文】
中小規模の医療機関では、平素の資金繰りで頭を悩ますケースが数多く見受けられる。医療機関は、装置産業(大型の設備や施設を要する産業)であるため、多額の設備投資を伴い、人件費の比率が高いため、常に多くの固定費を必要としている。この連載でコスト削減の第一に掲げたテーマは残業時間削減であるが、これは人件費の削減による固定費の圧縮を目的としたものである。今回は、資金繰りの見直しという視点で解説を進めていく。
(残り2752字 / 全2976字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】