日本医師会の松本吉郎会長は7日の記者会見で、2025年度予算の概算要求に向けて医療DXの適切な推進や地域医療、新興感染症対応のために新たな予算措置や現行予算の大幅な増額を求める要望書を厚生労働省に出したことを明らかにした。また、政府・与党にも今後要望していく考えも示した。【松村秀士】
国が提唱する医療DXを適切に推進するためにはオンライン資格確認を基盤とする全国医療情報プラットフォームの有効活用が求められている。
要望書では、それを活用するために医療情報の標準化を行った上で、全国の医療機関が標準型電子カルテなどを従来よりも低コスト・低労力で導入・維持できる環境を整備する必要があると指摘した。
また、医師が同プラットフォームを安心・安全に活用するためには
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