東京商工リサーチ(TSR)によると、2023年に新設された介護法人(老人福祉・介護事業)から倒産や休廃業・解散の法人を差し引いた単純計算の純増数は2,571社で、過去10年では3番目に多かった。新設の介護法人数が伸びたことが主な要因だった。【松村秀士】
ただ、24年1-5月の介護法人の倒産件数が過去最多の72社と増勢を強めていることから、TSRでは「新設法人数の伸び次第で24年は純増数が落ち込む可能性も出てきた」と指摘している。
23年に新設された介護法人数は、前年比6.1%増の3,203社。5年連続で前年を上回ったが、過去10年で最も多かった14年(3,611社)には408社及ばなかった。
一方、23年に倒産した介護法人は
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