ヘルスケア分野でのスタートアップの支援策などを話し合う厚生労働省のプロジェクトチーム(PT)は27日、総論やバイオ・再生、医療機器・SaMD、医療DX・AI、介護テックの5領域にわたる25の提言を盛り込んだ報告書をまとめ、武見敬三厚労相に提出した。武見厚労相は、「極めて重要な報告書を受け取った」と述べ、「この提言をいかに実現していくかが重要な課題になる」とし、スタートアップ新興に関する政策の推進に力を尽くす考えを示した。【渕本稔】
報告書では、医療系ベンチャーの伴走支援を行う「MEDISO」(メディソ)の機能・体制を抜本的に強化し、「MEDISO2.0」として継続的で能動的な支援を可能にし、2025年度から予算を複数年度化すると共に、大幅に増額することを求めた。
世界に類を見ない超高齢社会を迎え、グローバルな視点からは強みがあるといえる介護テックについては、
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