厚生労働省によると、電子処方箋システムの運用を始めた全国の医療機関や薬局は19日現在、合わせて2万2,169カ所で、オンライン資格確認のシステムを導入済みの医療機関・薬局に占める普及率は10.5%だった。政府は、オンライン資格確認システムを整備済みの医療機関や薬局のおおむね全てに2025年3月までに電子処方箋のシステムを導入することを目指すとしていて、診療報酬の評価や補助金の支援で導入を促す。【兼松昭夫】
電子処方箋の全国運用は23年1月26日に始まり、厚労省が毎週導入状況を公表している。それによると、電子処方箋システムを導入して運用を始めた全国の医療機関・薬局は19日現在、計2万2,169カ所だった。
内訳は病院121カ所、医科診療所2,216カ所、歯科診療所82カ所、薬局1万9,750カ所。
それらを含め、電子処方箋システムの利用を申請済みが病院1,576カ所、医科診療所2万5,369カ所、歯科1万3,127カ所、薬局3万4,930カ所ある。
一方、オンライン資格確認システムの運用を始めている医療機関と薬局は4月28日現在、
(残り263字 / 全730字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】