厚生労働省によると、電子処方箋システムの運用を始めた全国の医療機関・薬局は7日現在、計2万372カ所で、普及率は9.7%にとどまった。政府は、オンライン資格確認のシステムを整備済みの医療機関や薬局のおおむね全てに2025年3月までに電子処方箋を普及させたい考えで、医療機関や薬局に補助金の活用を呼び掛けるなど普及拡大を促す。【兼松昭夫】
厚労省によると、7日現在の2万372カ所の内訳は病院118カ所、医科診療所1,919カ所、歯科診療所73カ所、薬局1万8,262カ所。それらを含め、電子処方箋システムの利用を申請済みの医療機関・薬局は同日現在、計7万2,681カ所ある。
電子処方箋は、
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