全国知事会の平井伸治会長(鳥取県知事)は7日、2024年度の診療報酬改定では感染症対策に必要な経費を踏まえた見直しを行うことなどを加藤勝信厚生労働相に要請した。【松村秀士】
平井会長が加藤厚労相に手渡した「新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の課題等に関する提言」では、5類移行後の感染症対策や保健・医療提供体制について、地方の現場の声を十分に踏まえながら万全の対策を講じた上で、「ウィズコロナ」での社会経済活動の正常化に取り組むよう強く求めている。
提言は、▽足下の感染状況に係る的確な評価や国と地方の情報共有▽医療提供体制の整備・強化▽高齢者施設での感染対策の継続▽ワクチン接種の円滑な実施-などが柱。
このうち、医療提供体制の整備・強化について、
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