15の病院団体が参加する日本病院団体協議会(日病協)と日本病院薬剤師会(日病薬)は、病院薬剤師の確保に関する要望書を加藤勝信厚生労働相宛てに提出した。病院薬剤師が夜間勤務をしたり、外来業務での薬学的管理で薬局と情報連携を行ったりした場合の診療報酬上の新たな評価などを求めている。【松村秀士】
要望書では、病院薬剤師の確保は現時点で非常に困難であり、「国家レベルでの迅速な対応が必要な状況」だと指摘。その上で、▽診療報酬での対応▽地域医療介護総合確保基金(基金)の活用▽薬学部の卒前・卒後教育の充実-の観点からの要望項目をそれぞれ挙げている。
診療報酬での対応について、
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