国立がん研究センター(国がん)と理化学研究所(理研)は、共同研究チームがAI(人工知能)を活用して臨床現場の症例を検証したところ約95%という割合で早期の胃がんの発見に成功したと発表した。また、AIによる早期胃がんの病変領域予測が内視鏡専門医の範囲診断とほぼ同等の精度を獲得したことも明らかにした。【松村秀士】
国がんと理研の共同研究チームは、早期胃がんの領域予測が可能なAIを開発し、臨床現場の1年分の連続症例を用いて検証を行った。その結果、137症例のうち、
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