東京商工リサーチによると、2022年度に全国で発生した調剤薬局の倒産は15件で、集計を始めて以来、最多だった21年度の23件から8件(34.8%)減少した。東京商工リサーチでは、コロナ禍で広がった受診控えが落ち着き、「処方箋枚数が回復したことが大きい」としている。【兼松昭夫】
ただ、オンライン服薬指導や在宅調剤への対応を迫られる上に、ドラッグストアを含む大手薬局との競合はさらに激しさを増していて、中小の薬局の淘汰はこれから本番を迎える可能性が高いとも指摘している。
東京商工リサーチによると、
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