2021年度の各病院類型の医業収益に対する医業利益の割合(医業利益率)は前年度から改善したものの、いずれの類型も新型コロナウイルスの流行前の水準までは回復していないとの分析結果を、福祉医療機構が公表した。【松村秀士】
同機構によると、21年度の類型別の医業利益率は、一般病院が0.2%(前年度はマイナス1.1%)、療養型病院は3.5%(2.1%)、精神科病院は0.6%(0.4%)で、いずれも改善した。
ただ、新型コロナが流行する前の19年度と比べると、類型ごとに1ポイント、2.2ポイント、1.8ポイントそれぞれ下回った。
赤字経営の割合を病院の類型別で見ると、
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