国民健康保険中央会がまとめた国保連合会の2022年7月審査分(6月診療分)の結果、件数総計は8,686万件で前年同月比2.1%増、医療費総額は2兆3,942億円で同4.2%増となった。5月に続いて、医療費の伸びが件数の伸びを上回っており、社会保険診療報酬支払基金とは逆の状況になっている。【ライター 設楽幸雄】
国保連の22年度の診療月で見た状況は、件数総計は4月0.6%増、5月4.0%増、6月2.1%増、医療費総額は4月0.1%減、5月5.3%増、6月4.2%増と推移。
4月は件数がプラスだったのに対し医療費はマイナスだったが、5月には医療費の伸びが件数の伸びを上回り、6月も続いた。
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