厚生労働省は5日、情報セキュリティー対策をさらに強化するため、現在の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.2版」(指針)の全体の構成を見直す方針を、関連の作業部会に示した。安全な情報資産管理をベースに、「経営管理」「運用管理」「管理実装」の3編構成に改定することを想定。2023年3月末までに完成版を発出する。【松村秀士】
指針は22年3月に改正したばかりだが、医療機関や薬局に23年4月からオンライン資格確認システムの導入を原則義務付けることや、昨今の医療機関を対象にしたサイバー攻撃による被害などを踏まえ、再び見直す。
次の「第6.0版」では、
(残り427字 / 全707字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】