厚生労働省は5日、10月に新設される「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」を官報告示するとともに、関連の通知や事務連絡を地方厚生局などに出した。「疑義解釈資料(その1)」では、同加算について、施設基準を満たした医療機関はオンライン資格確認システムを導入し、専用のポータルサイトに運用開始日の登録を行った上で実際に運用を始めた日から算定できるとの解釈を示した。【松村秀士】
2023年4月以降、国は医療機関や薬局に同システムの導入を原則義務付ける。これを踏まえ、22年度の診療報酬改定で作った「電子的保健医療情報活用加算」を廃止する代わりに、医療情報・システム基盤整備体制充実加算を10月に新設する。
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