文部科学省はこのほど、科学技術・イノベーション白書(2022年版)を公表した。新型コロナウイルス感染症の克服に向けた取り組みなどを紹介。イノベーションの創出に向け、研究で得られた「知」を社会に実装する重要性を挙げている。【新井哉】
白書では、治療薬の開発について、新たに医療現場や患者への負担の少ない投与方法を実現し、全ての流行株に対して強力な抗ウイルス活性を示すなどの「候補医薬品を創製する」研究開発が進展していることを説明。新型コロナウイルス感染症の重篤化を迅速に判断する医療機器「パルスオキシメーター」についても、「その原理を発明したのが日本の研究者であった」などと開発の舞台裏を解説している。
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