受賞発表式はオンラインで実施された

　日本国際交流センター（JCIE）と東アジア・アセアン経済研究センター（ERIA）は、アジア健康構想の一環で実施した第1回「アジア健康長寿イノベーション賞」の大賞にタイ、ベトナム、日本の3団体を選出した。高齢化が進むアジア地域で、介護分野などにおける課題に対する先進的な取り組み事例を共有するための表彰事業。7月31日にオンラインで開催された受賞発表式では、タイで実践されている、モバイルアプリを活用した高齢者のヘルスケア管理と低所得層の若者に対する就業訓練を組み合わせた取り組みなどが紹介された。【吉木ちひろ】

　アジア健康長寿イノベーション賞は、政府のアジア健康構想の一環として創設された表彰事業。日本を含むアジア12カ国・地域から134件のエントリーがあった。大賞を選出したのは、テクノロジー&イノベーション部門、コミュニティ部門、自立支援部門の3領域。

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