厚生労働省は3日、「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に係る検討会」を開催することを明らかにした。新たな検討会で「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築の推進に関して課題となっている事項について、各種施策への反映を念頭において議論する」としている。【新井哉】
精神疾患を有する患者は増加傾向にあり、厚労省は「疾病別の推計患者数をみても脳血管疾患や糖尿病を上回っているなど、国民にとって身近な疾患となっている」と指摘。精神疾患を有する患者が安心して地域生活を送るためには、「容態が不安定となった場合等にいつでも安心して受診できる医療が身近にあるとともに、生活の場や日常的な生活支援等が包括的に提供されることが重要である」としている。
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