厚生労働省が20日に公表した2020年度の予算案では、「精神障害者の地域移行・地域定着支援の推進」に19年度当初予算比7,000万円増の6億4,000万円を計上した。新たに精神保健福祉士らを精神科病院などに配置し、一般住宅での継続的な地域生活を実現するためのモデル事業などを実施する。【新井哉】
「精神障害者の地域移行・地域定着支援の推進」に関しては、住まいの確保支援を含めた「精神障害者にも対応した地域包括ケアシステム」の構築を目指す。障害保健福祉圏域ごとの保健・医療・福祉関係者による協議の場を通じて、▽精神科病院▽その他医療機関▽地域援助事業者▽市町村-などとの重層的な連携による支援体制を構築する。
(残り410字 / 全712字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】