総務省は、国内の高齢者人口と就業状況を公表した。2019年9月15日現在の推計値では、65歳以上の人口は3,588万人(28.4%)、75歳以上人口では1,848万人(14.7%)で、それぞれ人口、総人口に占める割合とも過去最高だった。また、15歳以上の就業者総数に占める65歳以上の就業者数の割合も18年時点で過去最高となった。【吉木ちひろ】
高齢者人口のピークとされる40年の推計値は、65歳以上人口が3,921万人(35.3%、19年時点と比べた場合の増加率9.2%)、75歳以上人口は2,239万人(20.2%、同21.2%)。75歳以上人口のピークは30年で、2,288万人となる見通し。人口性比(女性100人に対する男性の数)は64歳以下では男性が多いが(15歳未満では105.0、15-64歳では102.6)、65歳以上では76.9となっている。
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