CBnewsと一般社団法人日本能率協会は5日、共催で「明日から実践!世代間コミュニケーションを円滑にしよう!『あなたは“ゆとり世代?”“団塊の世代?”』」と題した勉強会を開催した。テーマは、医療現場での世代を超えた円滑なコミュニケーション。職員のモチベーション向上やチームビルディングをテーマとした研修事業を行う阿毛裕理氏(AAマネジメント株式会社代表取締役)のファシリテーションによって医師や看護師、事務職、臨床検査技師の参加者らがチーム運営の悩みを共有し、解決の方法を探った。世代の違いによる傾向など異なる背景を持った相手を理解し、あつれきのないチーム構築を目指すには、相手が職場に求めているものを推察し、それに合わせた介入が効果的だという。【吉木ちひろ】
参加者らは冒頭、「チームには20―60代のメンバーがいる。上の世代と下の世代がコミュニケーションや指導に求めていることが異なり、調整に苦慮している」「さまざまな雇用形態の職員が働いているが、互いに積極的に発信をしないため、何を考えているか分からない」「95人が所属する看護師長をしている。こちらから様子を尋ねても『大丈夫』と応じられるが不安」など、それぞれが職場で抱えている悩みを共有した。
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