福祉医療機構はこのほど、2017年度の病院の経営状況の分析結果を公表した。一般病院の医業収益対医業利益率(以下、医業利益率)は1.2%(前年度比0.9ポイント増)となった。さらに7対1算定病院全体での医業利益率は0.5%(同0.6ポイント増)に改善し、マイナスから脱したが、200-299床の病院群は3年連続マイナス2%を下回り、極めて厳しい状況にあるとみている。【大戸豊】
■7対1の1床当たりの医業収益100万円増に
福祉医療機構では、17年度に1374病院(一般病院683施設、療養型病院457施設、精神科病院234施設)を対象に調査を実施。一般病院のうち、主に7対1入院基本料を算定した病院は32.7%、10対1入院基本料を算定した病院は25.0%を占める。
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