メディカルデータベース事業の日本アルトマーク(東京都港区)の調査結果によると、地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料の届出病床は、2018年6月現在、全国に7万3832床(2191病院)あり、診療報酬改定前の17年6月時点と比べて1万2036床(278病院)増えた。病院ベースで14.3%、病床ベースでは19.5%の増加だった。【齋藤栄子】
地域包括ケア病棟(病床)は14年度の診療報酬改定で新設されて以来、増加傾向が続いている。18年度診療報酬改定では、従来の2段階から4段階に評価体系が再編されて、地域包括ケア1と3に、「自宅等からの入院患者の受け入れ」や「在宅医療等の提供」などの実績要件が設定され、200床未満の病院しか届け出られなくなった。
評価区分別に見ると、18年6月には、改定前の地域包括ケア1に当たる地域包括ケア2が病院数・病床数共に最も多かった=資料1=。
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