理解しているようで分かっていない、いまさら聞けない医療と介護の「キホン」を分かりやすくお届けします。第3回は、2018年度に新設された「介護医療院」を取り上げます。【越浦麻美、兼松昭夫】
介護医療院は、17年5月の改正介護保険法の成立に伴い18年4月に創設されました。介護保険法では、施設サービス計画に基づいて療養上の管理や看護、医学的管理の下で介護や機能訓練、その他必要な医療、日常生活の支援をするための施設と定められています。医療と介護のニーズを併せ持つ高齢者の「受け皿」という位置付けで、国は、看護配置が手薄で20対1に届かない医療療養病床や、設置期限が23年度末に切れる介護療養病床などからの転換を促したい考えです。
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